“YAMAHA” の誘惑 ・・・YAMAHA A-550(アーカイブ)

“YAMAHA” の誘惑 ・・・YAMAHA A-550
2008/1/19(土) 午前 1:44  オーディオ☆千一夜

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これが小生が最初に買った既製品のアンプである(上から2番目)。 
“YAMAHA A-550”という昔のプリメインアンプ。

大学生になるまでは、小生のオーディオシステムといえば、
秋葉原で買い集めてきたジャンクパーツのかたまりであった。
プレーヤーも正体不明のターンテーブルにいろいろなパーツを組み合わせ、
スピーカーは、これまた正体不明のBOXにロクハン一発の怪しげやものであった。
唯一のメーカー品は、アカイのオープンデッキ(型番失念)とティアックのカセットデッキ(型番失念)のみだっとと記憶している。 
当時はこれで十分満足していたのである。

大学に入り、志向する音楽もハードロックから“クロスオーバー”、“フュージョン”なるものへ変化していった(簡単に言うとインスト系)。
なぜか? ロックは“女子大生”にうけなかったからである! なんと軟弱な!!

というわけで、こじゃれた音楽は魑魅魍魎のごとき自作システム群ではなく、“女子大生”にも受け入れてもらえそうな見た目の良い“メーカー製ステレオ”を自室にセットしなければ! と思ったのである。 まったくもってバカである。

そこで、いつもジャンク部品を買いあさっていた秋葉原駅前のラジオ会館で購入したのが、この“YAMAHA A-550”であった。 確かサトームセンだったような。

実際試聴して、これまで満足していた小生システムとは雲泥の高音質であった。これには衝撃を受けた!
特に店員の『ヤマハのアンプは、やっぱりヤマハのギター等がもの凄く良く聞こえるんですよ!』といったたわごとに、ついついのってしまったのである。

当時はロック系のフェンダー、ギブソンといったギターから、フュージョン系ギタリストが多用していたYAMAHA・SGシリーズのギターに傾倒していたため、前述の店員の一言で『これ買います!』とあいなったのである。

これが、その後30年近くに渡ってつづく、小生のオーディオ戦国時代の幕開けであった。

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