オーディオ衰退の現実、DENON DL-103価格改定♪

イメージ 1

2020年東京オリンピック開催が決まった。 なにはともあれ、おめでとう!!と言っておこう。

しかし、大変なのはこれからだろう。原発の汚染水問題では、安倍さんの“豪語”スピーチという力技でIOC委員たちをねじ伏せたが、実際は、収拾の付かない末期的状態での“暴走”がとまらない。また、消費税増税に伴う“経済的な効果?”が吉と出るのか凶と出るのか、これまた五里霧中だ。

国内外ともに諸問題、不安要素が山積の中、7年後に本当にオリンピックを開催することができるのか・・・
一億総“中流”意識が完全に瓦解し、多くの民が貧困に喘ぐ今の日本で、どれほどの祭典ができるのか・・・

戦後の焼け野原から僅か19年後、あの素晴らしい東京オリンピックを開催することができた不屈の民族“日本人”ならば可能だ!・・・・・と信じたい。 いや、信じるしかないだろう。

安倍さんの責任も重大だ!東京招致の実現に大きなウエイトを占めたあのスピーチ、海外は、それ以上でも、それ以下でもない、言葉通りの受け止め方をしている。故に、7年後、東京において、“原発のリスク”が微塵もあってはいけないのだ。でなければ、一国の主が虚言をはいた、と海外は受け止める。

一説には、収束まで30年、40年かかるといわれる原発問題を、僅か7年で“安全”と言えるところまで収束させることが出来るのか、海外は厳しい目で見つめ続けるだろう。安倍さんも「オレ、その頃、総理じゃないからカンケーないもんねー!」なぁ~んてことは絶対思わず、全身全霊で原発問題に向き合って欲しい。

おっと、拙ブログはオデオブログであった!!!
こちら方面の話題をあまり書くと・・・・・・・・例の如く、アレがコレしてソレされるのでやめておこう(爆)

イメージ 2

で、今宵は国家衰退の話しではなく、オデオ衰退の話し。

今更小生が語るまでもなく、オデオ人口の激減、それに伴うオデオ産業の衰退は今に始まったことではない。

そもそも、音楽に対する若者の意識が根本的に変わってきているのが大きい。オデオの大前提~「音楽を良い音で聴く」という発想自体が今の若者には皆無なのだから・・・これは、良い音で聴きたい!と思わせるような音楽を世に排出できなかった音楽業界にも、その責はあるだろう。

そんな、オデオ業界の衰退を象徴するような出来事が起きた。

昨今の高額化するオデオバブルにも凛として動じず、従来の価格を維持してきた国産MCカートリッジ不朽の名作、DENONのDL-103が遂に値上げするという。しかも、現行価格と比して、50%以上の大幅値上げだ。

また、小生も愛用しているDL-301Ⅱをはじめ、その他のDENON各カートリッジも一斉値上げとなるようだ。

イメージ 3

DENON HPより抜粋 http://www.denon.jp/jp/Pages/Home.aspx


カートリッジ希望小売価格改定のお知らせ

昭和39年、放送局用標準カートリッジとしてDL-103をNHKに納入して以来、デノンは優れた音質を追求したカートリッジの開発と半世紀にわたる安定した供給を続けてまいりました。
しかしながら、今般のデジタルオーディオの時代にあって、アナログプレーヤーやカートリッジの業界生産数が減少し各種パーツ製造業者も著しく減少しており、部材調達コストの上昇とともに部材の入手も大変難しく、製造コスト高になっております。また、製造設備、技術の伝承という面においても年々困難を極める状況となり、コストを押し上げる要因となっております。
こうした中、価格維持に鋭意努めて参りましたが、今後も安定供給を維持していく観点から、この度やむなくカートリッジの希望小売価格を改定する事となりました。デジタルオーディオの時代だからこそ、アナログディスクに求める新しい価値観と音質。こみ上げてくる緊張感と期待感を抑えながら自らレコード針を降ろす瞬間など、これからもアナログディスクをこよなく愛するオーディオファンの方々の期待にお応えすべく商品供給に努めて参ります。何卒ご理解を賜り今後ともご拡売いただきますようお願い申し上げます。

●希望小売価格改定実施日:2013年10月1日



イメージ 4

まぁ、この値上げは責められまい。利益最優先の外資ファンドに飲み込まれながらも、よくぞ、いままで旧価格で頑張ってきたと思う。オデオの流行り廃りには動じない、というDENONプロパーの自負があったのだろうか。オーテクの33シリーズなど、他のロングランカートリッジが軒並み従来の2倍近く高価格化へシフトする中で、頑として旧価格を維持してきたのがDL-103だ。

ちなみに、ここで、面白いデータをご紹介しよう。

手元に、今から28年前、1985年の「オーディオ&ビジュアル インフォメーション・カタログ」というぶ厚いショップ向けのカタログがある。85年当時の価格は、DENONのDL-103が19,000円、DL-301Ⅱが22,000円、オーテクの当時33シリーズのトップモデルAT-33EMCが35,000円である。

では、現行はどうか?

DL-103が26,000円、DL-301Ⅱが30,000円、オーテクのAT-33PTGⅡ60,900円である。
オーテクは完全な同一モデルではないので、単純比較は出来ないが、DL-103とDL-301Ⅱが85年価格に比して約36%増に対し、33シリーズトップモデルは74%増である。如何にDENONの値上げ幅が小さいかがわかる。

ちなみに、今回の値上げでDL-301Ⅱが81%増、DL-103は91%増となる。まさに、2倍近い大幅増だ!

あのDENONですら、、、、である。これは、純然たる“オデオ”の衰退がいよいよ最終局面を迎えてきたことを如実に表わしていると言えよう。純喫茶がほとんど全滅状態なのと同様、純オデオも滅び行く運命なのか。さしずめ、PCオデオはメイド喫茶と言ったところだろうか(笑)まぁ、メイド喫茶もPCオデオも、“純”とは別物と考えれば、それそれで楽しいのだが(爆)

微力ながら、少しでも純オデオの延命につながるならば、久々にDL-103Rでも買ってみるか!!

イメージ 5

この記事へのコメント

  • 元新潟のU

    レコードを聴く人が激減している中、よく生産してくれていると思います。残念ですが値上げもやむなしでしょうね。
    2013年09月09日 05:59
  • loverysugichan

    アナログはいよいよ趣味性が高まったということでしょうかね。
    昔は103でばかり聴いていました。
    生産中止ではなく値上げで踏みとどまってくれたのは朗報かもしれませんね。
    2013年09月09日 07:30
  • リラ1890

    なめちゃん仙人様
    おはようございます。Dl-103の値上がりは仕方がないようにも思いますが、「くるくる回る」オーディオ(仙人様と同じく、私もこれが好きなのです)の未来は暗いようですね。音楽喫茶の牙城、渋谷の「ライオン」は、かなり前から、レコードに代わってCDがかけられるようになりました。もしここがPCオーディオになったら、と想像するだけで憂鬱です。円安のせいもあり、輸入オーディオは値上げの兆しがありますが、国内製品も同様でしょうね。そらく二極化がより顕著になり、特に「くるくる回る」製品はハイパーインフレ必至でしょうか。「○○○○パー」(仙人様は違います。私のことです)は生き残れそうもありません。
    2013年09月09日 07:30
  • acc**hasec2*0*

    おはようございます〜(汗)確か、春頃からお話がでていましたね。今はデノン、テクニカ辺りしか新作カートリッジはないですからね〜。値上がりしても、作り続けてくれるなら(笑)ひろし青年も、一番初めはトリオ KP-700Dに、テクニカLS13?と、DL-103で、聴いてましたよ〜。懐かしい。
    2013年09月09日 08:51
  • ぶにゃ〜んと歌う猫♪

    おはようございます。
    過去、103は数回使ったでしょうか。その経験からすると、
    103の末尾にアルファベットの付いた103がレンジも
    広くベターでした。
    それがベターベターベターだっ!、ふなっしぃい〜〜〜〜(≧∇≦)/爆。
    2013年09月09日 09:41
  • アマ二段逃げる算段

    おはようございます<(_ _)>
    PCオデオをメイドカフェと例えられたのはちょっと心外ですが
    現実はアナログとデジタルの融合が起き始めてます。
    どの様に否定されてもデジタル化は時代の流れかと存じます
    アナログの素晴らしい音質はデジタルの及ばない聖域でしたが
    技術革新がその溝を埋めつつあることも目を背けられない現実かと
    思います<(_ _)>
    けっして批判する訳ではございません、PCオデオだって
    立派な音楽だと思ったからです<(_ _)>
    2013年09月09日 10:16
  • さぶちゃん

    同じものを長年作り続けるのも大変だと思います。
    が!新しいものも作って欲しいと思うのは私だけでしょうか?
    末弟オデオ戦士の切なる思い(ちゅド━(゚Д゚)━ ン !!!
    2013年09月09日 10:54
  • おやじ sp.

    リーズナブルなリファレンス的モデルが値上げというのも、入門者に敷居を高くしてしまいそうですが、生産数を考えると仕方ないでしょうね。
    年間何本売れてるか知りませんが、利益を考えたらやめてしまってもいい部門ではないでしょうか。
    アナログファンのために頑張ってくれてるのか、放送局ユースかどうなのか分かりませんが。
    2013年09月09日 14:23
  • Zジジイ

    いろんな意味で「厳しい現実」だと思いますが・・・
    私が30歳の頃に買っていた外国のカートリッジの価格を考えると、正直いって「それでも安い!」と感じましたヨ(笑)
    それにまだまだこの先も作り続けるということだもんねぇ〜
    たいしたモンだと思います!!!
    2013年09月09日 17:29
  • morio

    おはようございます。
    私も以前はMCタイプのこのDL-103を使っていました。寿命年数(再生回数)が短いまま針交換をしてる気がして・・・多分、それほど減っていなかったと推測。。今は、欠けるまで(MM型)使います(笑)。
    結局、ダウングレードですが、MM型が一番扱いやすいことに気がつきました。交換時のリード線の断線とか・・・。それと、中心メディアではなくなってますからレコードは消耗品。。
    2014年11月13日 06:29
  • なめちゃん仙人

    テスト中!!(≧▽≦)人(≧▽≦)ノ
    2019年04月01日 00:21
  • 言霊

    コトタマ
    2023年05月20日 20:55

この記事へのトラックバック